2学年 東北震災学習修学旅行報告

 11月3日(火)~6日(金)の3泊4日の日程で東北震災学習をメインとした修学旅行が行われました。この修学旅行は平成24年度に「本校生の将来を踏まえた『生きる力の育成』・『地域社会のリーダーの育成』」を目的に,東北震災学習修学旅行として13年ぶりに復活したもので,今回で4回目を迎えました。生徒達は実際に復興途上の被災地を訪れ,直に現地を見て,地元の人たちの話を聞き,「決して震災を忘れてはならない」「私たちにできることは何なのかを改めて考えさせられた」「地元の人たちの温かさに触れて感動した」など得るものがあったようです。また,天気にも恵まれ東北の美しい自然や歴史文化にも十分に触れることができた有意義な修学旅行になりました。修学旅行については全員の報告書をまとめ,年度末に発行する予定です。

☆日 程
1日目 水戸駅発→宇都宮駅(やまびこ43号)→ 一ノ関駅→中尊寺→気仙沼ホテル観洋
2日目 ホテル発→クラス別震災学習(釜石市・陸前高田市・気仙沼市)→南三陸ホテル観洋
3日目 ホテル発→南三陸町震災学習→松島→作並温泉岩松旅館
4日目 ホテル発→-仙台市内班別自主研修→東北・磐越・常磐道→水戸駅着
        
○ 1日目 

     東北新幹線乗車前 宇都宮駅コンコース              やまびこ43号で一路東北へ


  ニュージーランド村でジンギスカンの昼食        野菜・お肉食べ放題に顔もほころびます。


    世界文化遺産 中尊寺は紅葉が見頃でした。            中尊寺金色堂前で


   中尊寺本堂にて 熱心に祈願中。                  「おみくじ」 さて,運勢は?


   初日の宿,気仙沼ホテル観洋で夕食                気仙沼ホテル観洋で夕食(2)

○  2日目 


    三陸鉄道震災学習列車(1)                三陸鉄道震災学習列車(2)    


 震災学習列車 唐丹駅にて                 防波堤復旧工事中の沿岸部(震災列車車窓から)


かさ上げ作業が行われている陸前高田旧市街地      陸前高田市 旧高田松原道の駅


    陸前高田市 奇跡の一本松                      津波で流された高田松原の松の根
 

 気仙沼市  鹿折見学台で語り部さんの話を聞く        気仙沼市 鹿折見学台にて(2)


  釜石防潮堤を望む高台から語り部さんの話を聞く    釜石駅前で語り部さんの話を聞く


 クラスごとに今日の宿南三陸ホテル観洋に到着        楽しい夕食のひととき
 
 ○  3日目 


   旧南三陸町防災対策庁舎                     旧防災対策庁舎祈りを込めて千羽鶴を供える


      南三陸町さんさん商店街(1)                  南三陸町さんさん商店街(2)


   南三陸ホテル観洋での震災講話(1)          南三陸ホテル観洋での震災講話(2)


   快晴の松島を散策しました。                    約1時間の松島湾遊覧を楽しみました。


 本場の笹かまぼこを食す。「美味…!」             最後の宿 作並温泉 岩松旅館に到着

  
作並温泉での修学旅行最後の晩餐       最終日 JTBからサプライズ誕生プレゼント

○  最終日 


   仙台駅前から班別自主研修を開始          青葉城跡 伊達政宗公銅像前で


    いよいよ東北ともお別れです。(仙台駅)            無事予定どおりに水戸駅南口到着。

 東北震災学習修学旅行を終えて 
                    修学旅行実行委員長 2年2組 小川文太

 東日本大震災から4年9ヶ月。発生当時小学校に通っていた私たちが,今こうして高校生活を送るようになりました。そんな長い月日が経過しました。
 去る11月3日から3泊4日で私たちは東北震災学習修学旅行を行い,被災地の宮城県,岩手県でさまざまな形で復興の様子を実際に目にすることができました。確かに表面上には復興が着実に進んでいるように感じられました。当初の計画ではすべての仮設住宅はその役目を終えているはずでした。
 しかし,現実では,未だにそこで不便な暮らしを強いられている方々が多くいらっしゃるなど,問題はまだ山積みだという話を聞きました。
 私たちの心は少しずつ震災や被災者から離れかけていたのではないでしょうか。この東北震災学習修学旅行を機に4年9ヶ月前の〝あの日”や被災地の〝いま”に今一度目を向けていければと思っています。私たちが被災地を訪れ,実際に見聞したことを後世に語り継いで行き,記憶を風化させないこと。これもひとつの復興支援のかたちです。そして,それが復興を後押しする力になることは間違いないでしょう。
 最後に犠牲者の方々のご冥福をお祈りすると共に被災地の一刻も早い復興を願って東北震災学習修学旅行を終えての言葉といたします。 

 
 
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