茨城県立緑岡高等学校
5月に入り、令和6年度の理数科「課題研究」が本格的にスタートしました。本校理数科の探究的な学びの核となる授業で、新たに設定した独自のテーマに基づく研究をする班と、同一テーマのもと、何代にもわたってデータを蓄積している継続研究の班があります。これから3年生は、7月26日の「SE課題研究発表会」に向けて本格的なまとめの作業に入ります。2年生は、2月の「SE課題研究中間発表会」での成果と課題を踏まえて、研究を深めていきます。下に紹介する画像は、「海洋性発光バクテリアの発光強度についての研究」の様子です。継続研究のため、3年生が2年生に助言しながら作業を進めています。
本年度の体力テストと身体測定が実施されました。本校の基礎体力は男女とも平均値で県内随一。「文武不岐」を掲げる本校ですが、何事をするにつけ、健全な心と健やかな体は大切です。今後とも健やかな心身の成長のために、体を鍛え続けてほしいと思いました。
吹奏楽部第16回定期演奏会が、ひたちなか文化会館の大ホールで行われました。今回も多くの関係者の皆様のご協力によって演奏会が盛大に実施出来ました。保護者の方々や卒業生の協力も大きな力となり、楽しく充実した演奏を届けることができたと思います。演目は「緑吹」の定番曲から、ポピュラーな楽しい曲、和太鼓によって和の彩りを添えた曲など、大変多彩で、2時間のステージはあっという間でした。また一つ伝統を積み上げることができた一日でした。
全1年生対象の「緑高祭オリエンテーション」が、生徒実行委員会主催で行われました。本校の文化祭である「緑高祭」は、6月21日(金)と22日(土)に行われ、22日は一般公開されます。まずは、概要を知ってもらい、1年生にも有効に時間を使ってもらい、いい準備ができるようにと企画されました。
3年生の「課題研究」の様子を紹介します。2月の中間発表会を経て、3年生の課題研究は、いよいよ、最後のまとめの段階へと入っていきます。7月26日の「課題研究発表会」は、3年間の研究の集大成です。そこに向けてここまで得てきた知識やスキルを総動員してほしいと思います。
2年生理数科の白衣合わせと、課題研究の見学会が行われました。本校は2年次から理数科1クラスと普通科6クラスに分かれます。今回サイズ合わせを行った「白衣」は理数科の象徴のような着衣で、白衣に袖を通した瞬間に理数科を選んだ実感がわいてきます。同じ日に、3年生の「課題研究」の見学も行いましたが、ここから本格的な課題研究の道に入っていきます。是非1年次に培った「探究のスキル」を存分に発揮して、充実した研究をしてほしいと思います。
1年生を対象とした、メディア教育講演会が実施されました。学校やクラスの雰囲気にも徐々に慣れてくる頃は、学校の内外を問わず人間関係のトラブルも増える時期でもあります。特にSNSに絡むトラブル等は未然防止のための注意喚起が一番です。お互いが楽しく有意義な学校生活を送るためにも今回の講演会は、有効だったと思います。具体的な事例や数字を挙げて、内容もとてもわかりやすいものでした。
恒例の吹奏楽部による、昼休みコンサートが行われました。新入生の歓迎と部活動紹介を兼ねています。今月29日に行われる、「緑岡高校第16回定期演奏会」に向けて、音がかなり整ってきたようです。
本校の昼休みの日常的な光景です。中庭の緑の美しい季節になってきましたので、お弁当を持ち寄って青空の下でいただくのもまた格別です。1年生280名が入学して一週間が経過しましたが、表情も柔らかくなってきたようです。同窓会から寄付していただいた木製のベンチは、いつも一杯です。
入学生を歓迎するために、生徒会が中心となって企画した「対面式・新入生歓迎会・部活動紹介」が実施されました。2,3年生が先に入場した体育館に、新1年生が拍手に包まれて入場。生徒会長による生徒会会則が読み上げと歓迎の言葉によって、「学校は自分たちの手で作っていく」という決意を、新入生も新たにしたことと思います。緑岡高校には運動部文化部合わせて30の部活動がありますが、各部活動の紹介は、持ち時間の中で工夫を凝らして行われました。全員が何らかの部活動に加入して、高校生活を更に輝きのあるものにしてほしいと思いました。最後は、新入生代表によるお礼の言葉で締めくくられました。
「令和6年度入学式」が行われ、新たに280名の新入生を迎えました。満開の桜の中、新1年生が晴れやかに「緑高生」としてのスタートを切りました。一日一日を大切にして、健康で充実した高校生活を送ってください。
4月8日に「令和6年度新任式・表彰式・始業式」が行われました。「新任式」では、本年度本校に来られた8名の方々を紹介しました。「表彰式」では、棋道部並びに高校生科学研究発表会の表彰を行いました。昨年度の実績ですが、本年度最初の表彰になりました。
「始業式」では、失敗すら糧とする「したたかさ」、信念を持ちつつ多様なものの見方考え方を受容できる「しなやかさ」を身につけた、自他の「しあわせ」を願える人になってほしいという話をしました(緑高3S)。また、「タイムマネジメント」を意識した切り替えの重要性、学校内外で活動する際の「緑高生としての品位」についても、強く意識し、実践してほしいと思います。