茨城県立緑岡高等学校
吹奏楽部第17回定期演奏会が、ひたちなか文化会館の大ホールで行われました。
主催者挨拶の中でも申し上げたのですが、人としての「総合力」を高めておくことは、生徒達が長い人生を渡っていく上ではとても重要なことと思います。そのために日々の学習に加え、文化・芸術を通じて感性を磨く、そして仲間と一つのものを造り上げる経験ができることは、とても有意義なことと思います。「緑吹」の「第17回定期演奏会」は、そのためのかけがえのない機会となりました。それに加え、多くの来場者の皆様に自分たちの成果を聴いていただけたことは、部員達にとって、大変しあわせなことであると思いました。
全3部構成の2時間のステージは、楽しく感動に満ちたものとなりました。
1年生対象の、メディア教育講演会が実施されました。講師は、茨城県メディア教育指導員の矢萩克城氏。演題は、「ネットコミュニケーションの落とし穴-あなたの命と未来を守るために-」でした。現在、社会で起こっているトラブルの多くに、SNSが絡んでいます。今回は高校に入学したばかりの1年生が対象でしたが、相手への配慮を忘れず、SNSは正しく有効に使ってほしいと思います。また、SNSは人とのつながりをサポートするサービスであることを理解し、これを介さない直接的な日々の感動を大切にする心を育んでほしいと思います。
生徒会による朝の挨拶運動が行われています。「挨拶」は他者とのコミュニケーションの基本です。しなければいけないものではありませんが、されていやな気持ちのする人は居ません。今年は始業式の私の挨拶でも、生徒指導部の話の中でも、校内で自然に挨拶が交わせる雰囲気を皆で作っていこうということを述べました。入学式場や正門前を彩ったJRC部による「チューリップ」もそうですが、「必ずしも必要のないもの」の持つ力が、スピードや効率重視の時代の中で、再評価されるべきであると思います。緊張の面持ちで校門を入る一年生の表情も、和んだことと思います。
緑高祭執行部による、全1年生対象の「緑高祭オリエンテーション」が行われました。新入生は学校に慣れる頃に早くも企画の決定等を行わねばならず、少しでも企画を練る時間を確保できるようにという配慮で、今年は昨年度よりも一週間早い実施となりました。企画を練る段階で、クラスや学年の団結が増していくのが、本校のよさです。本年度の「緑高祭」は、6月20日(金)に校内発表、21日(土)は一般公開です。
新入生の歓迎と部活動紹介を兼ねた、吹奏楽部による昼休みコンサートが、本館吹き抜けのホールで行われました。「マツケンサンバ」等、ユニークな選曲で、ギャラリーも一体となって手拍子で盛り上げるなど、楽しい一時でした。今月29日に行われる、「緑岡高校第17回定期演奏会」に向けて、音も出てきたようです。
生徒会主催の「対面式・新入生歓迎会・部活動紹介」が実施されました。小山悠人生徒会長による生徒会会則が読み上げと歓迎の言葉によって開式となり、1年生も正式に生徒会メンバーとなりました。「自分たちの手でよりよい学校を作っていく」という決意を、新入生も加えた生徒会全体から感じることができました。その後、各部が工夫を凝らした活動紹介を行い、新入生代表のお礼の言葉で、閉会となりました。新入生代表のしっかりとした挨拶に、頼もしさを感じました。本校の部活動加入率は9割を超えますが、全員が何らかの活動の場を得て、活発で充実した高校生活を送ることを望みます。
新入生に一日でも早く学校に慣れてもらうために、この日の午後に、オリエンテーションが実施されました。既に各担任の先導で校舎内の案内等は済んでいたので、この時間は、学年主任、教務主任、生徒指導部、学習進路部から、学校生活の留意点について話をしてもらいました。
「令和7年度入学式」が行われました。新入生を待っていたかのような満開の桜の中、新1年生280名が、晴れやかに「緑高生」としてのスタートを切りました。
新入生には、「主体的に高校生活を送ることの大切さ」という視点で、①「自ら学び自ら考えよう」、②「多様なものの見方や考え方を尊重しよう」、③「自他のしあわせについて考えられる人間になってほしい」ということをお話ししました。
健康第一で、280通りの道を歩んでいってほしいと思います。
4月7日に「令和7年度新任式・始業式」が行われました。「新任式」では、本年度本校に来られた9名の方々を紹介しました。一日も早く本校に慣れていただいて、「チーム緑高」の一員として目標達成のために尽力していただきたいと思います。
「始業式」では、昨年度の生徒諸君の様子から、「したたかさ」、「しなやかさ」が発揮された場面を3点例に引いて話をしました。本年度も生徒諸君のもっている、真面目さや優しさや素直さがより有効に発揮されるように、「したたかであれ」「しなやかであれ」ということは言い続けたいと思います。そのためにも、授業を始め様々な学校行事に「主体的」に関わってほしいということ、学校生活をより明るく活気のあるものにするためにも、お互いに気軽に「挨拶」ができる環境を作っていきましょうという話もしました。新3年生、新2年生それぞれの表情に頼もしさを感じた時間でした。
4月4日に「令和7年度離任式」が行われ、本校を去られた12名の先生方の内、5名の方が参加してくださいました。各先生方の、新天地でのご活躍を祈念いたします。